紅幸くんは自転車通学をしてるため、自転車置き場に一緒に行く。
紅幸「いやぁ、本当自転車置き場遠いよねぇ」
おきな「確かに、紅幸くんのクラスだけ謎に離れてるもんね」
紅幸「本当やめてほしいわ。場所なかったにしろこんなはずれ枠ー」
私は文句を垂れながらもどこか嬉しそうな顔にふふっと笑を零してしまう。
紅幸「んー?何笑ってんの」
おきな「いや、なんでそんなに嬉しそうなのかなって」
そういうとふっと真顔に戻りにこやかな笑顔で
紅幸「朝イチから会えたらそりゃ幸せでしょ」
おきな「そうやってすぐ惚気ける」
バレちゃった?とわざと手で頭をコツンと叩く。
おきな「早く行こっか」
紅幸「おうおう」
肩を並べて歩き出す。