次の日、いつも無口な父さんがリヒトに昨日の夜の事を話した。 するとリヒトは俯いた。 自分を責めているんだろう。 ローザンにはそう見えた。 「ローザンも、一緒に行ってくれる。心配するな。リヒトの所為なんかじゃないぞ。」 母さんも 「リヒトごめんなさい。もう、ウチには…でも、これだけはわかって。私達はなにがあっても家族だから。パパもママもあなたの事愛してるから。」