「君も驚く稲光」

初めての事を君の言い訳で一緒にしてた
最初からそんな気持ちなんてなくて
ただただ偶然を重ねていた

ならばと僕も偶然だけを君と会う言い訳に

一瞬のスパークに酔いしれて
君と身体が偶然にも重なる

身体は震えていた

偶然の一致に何故か僕はほっとした
君もたまには驚くんだなと

偶然でもいいんだ
僕らの一歩目なんて

あんなに大きな音だから
しょうがないかと
君もやり過ごす
少し前の出来事