ポエム集2「乱れ舞う桜」

「桜に降り注ぐ光それは君も見えてた」

あっという間の初夏に驚きながら
キョトンとしていた街のメロディ

風に乗せて旅をしていた

諦めた夢を引きずりながら
まだまだ冴えないニュース

だったら僕もまだまだ夢を捨てれる

諦めた夢の続きは僕以外の人が叶えてくれて
そんな僕の価値観では測れないモノサシを知

あの時に忘れた振りをしていた夢を
また歩けるようになったなら続けよう

小さな世界が僕の世界
いつものようにピカピカに光ってる
庭の植物たちに思わず笑みを奪われる

近くのご近所さんも笑ってみてた
僕の庭で一番の花
綺麗な花だって褒められると

僕の世界にも桜の花びらから
乱反射して他の人にも届く輝き

明日にも花びらが僕の元に届いて
遠くに住むまだ見たことの無い桜

見れたらいいなとぽつんと水面に
浮いているいつかの桜の花びらよ