君とわたしの物語〜絶対関わりたくなかった君との恋物語〜


その後、お昼ご飯を食べ、午後の競技が始まった。

【二人三脚に出場する生徒は
 入場門に集まってくださーい。】

放送部のアナウンスで、私とシズナは入場門へ向かった。

そこに、また、あの二人の姿・・・。

「レンくん、コウくん、また会ったねー!
 二人三脚にも出るの?」

「奇遇だね~。そうそう。
 入学早々にした体力テストの成績が良かったらしくて
 出てくれないかって先生に頼まれたんだ!
 ・・・・購買でアイス買ってやるからって!」

金髪くんはヒソヒソ声で教えてくれた。

そうなんだ~!いいね~!とシズナは嬉しそうに話している。