どうして恋をしてはいけないのか。

「アマリリスちゃんの事が好きです」


ずっと、考えていた事がある。


「きみさえ良ければ、……(うち)に来るかい」


ずっと、伝えたかった事がある。


「ジョージ君……」


アマリリスちゃんは驚きから瞳を開く。


「……本気なのかしら?」


アマリリスちゃんは瞳を細める。


「わたしで良ければ、喜んで」