どうして恋をしてはいけないのか。

「あなたの……ジョージ君の事だもの。きっと、凄く頑張ったのでしょうね」


色素の薄い、細い髪。


「ジョージ君なりに、最後まで、よくやってくれていたのでしょうね」


慈悲の深い、無垢な瞳。


「……ありがとう」


弧を(えが)く、深紅の唇。


「アマリリスちゃん。きみに、一つ提案があるんだ」


……魅了され続けている。


「何かしら」


きっと、初めて出会った、あの日から。