朝ごはんを済ませると、雄飛にLINEからメッセージを送った。

雄飛のことが大好きで、世界中が反対しても私は雄飛と結婚したいと思っているということ。
家族三人で暮らしたいから港町には戻らないということ。
それから朝飛が雄飛のことを『パパ』と呼んだことを思うままに書き綴った。

すぐに返信が来ると思った。

でも、夕方になっても既読はつかない。こんなことは今までなかった。

もしかしたら雄飛はまだ怒っているのだろうか。私の態度に呆れてもう結婚つもりがなくなってしまったとか。

不安な気持ちのまま、朝飛とお風呂に入りテレビの前に座る。