「ふぅー。やっと授業終わった〜」

江戸桜学園中学校に通う、中学2年生の
神崎紗代子(かんざき さよこ)は毎日平和で
楽しい日々を送っている。

終礼が終わった直後に後ろから声をかけられた。

「神崎ー俺に勉強教えてくれー。」

「紗代子ー部活の助っ人お願いできる?」

「私もー!」

「僕もー!」
 
このよう人から声をかけられることはよくある。


「はーい♪今から行くねー!」紗代子は笑顔でそう言った。

紗代子は人からの頼みを断れない性格で
頼みを全てこなして教室に一人で戻った。

「ふぅ〜やっと終わった〜」

席に着いて帰る準備をし始めようとしたら
後ろから声をかけられた。

「紗代子ちゃん!お疲れ様今から帰り?」

「うん。」

「なら一緒に帰ろ!」

今、後ろから声をかけた子はクラスメイトで
私の親友の光石雪花(みついし せつか)ちゃん。

雪花ちゃんはお菓子が大得意で中学家政部の
中でもかなり頼りになっている人で後輩の間では
「先生以上にお菓子作りが上手なのでは?」
と言われている。

「それにしても紗代子ちゃんまた部活の助っ人や
 勉強を教えてほしいとかめっちゃ声
 かけられてたねそんなに声をかけられても
 か・ん・た・んにこなすよね。尊敬するよー」

「雪花ちゃん!さすがに褒めすぎだよー」

そんな楽しい話をして帰っていると帰り道で
私達と同じ制服を着ている子が周りを
キョロキョロ見ていて様子が変でした。
(あの子赤色のリボンっていうことは
 中学1年生かな?)
わたしはその子に声をかけてみた。

「あのーどうかしましたか?
 すみませんあまりに様子がおかしなかったので
 声をかけてしましました。」

「そ..その制服同じ..そして青いリボン!」

そう中学2年生は青色のリボンなのです。

「自己紹介が遅れたね。私は神ー」

「さよせつ!」
 
「さよせつ?」

「紗代子ちゃんさよせつっていうのは私たち
 二人のことだよ!」

「いつの間にそんなペア名が..」

「お二人は中学2年生の中でかなり有名です。
 あ...」

「どうしたの?」

紗代子は1年生の子が突然だまり
初めてしまった。
(なんか変なこと言ったかなー?)

「いえ〜。先輩方に失礼な態度をとってしまって」

「気にしなくていいよ!」

「話は戻るけどなぜあなたはキョロキョロしてたの?」

「すみませんー。ここでは話づらいので一旦私の家にきて話してもいいですか?」

「いいよ。」

「雪花ちゃんもいい?」

「うん。もちろん」

そして一年生の子は話してくれました。

「ここ最近知らない人後をつけられてるんです。」

紗代子はただごとじゃないことだと思い真剣に話を聞いた。

「それはいつから?」

「1週間くらい前です。」

「そのことご両親には?」

「心配かけるのは嫌なので...」

(そっかこの1週間ずっと後つけられてたんだ。
怖かっただろうに...)

そこで雪花ちゃんがある提案を持ちかけた。

「そうだじゃあ明日から一緒に学校行ったり、
帰ったりしよ!」

「え?.....っちょっと待ってください。
先輩方にご心配をかけるわけには.....」

「大丈夫大丈夫。紗代子ちゃんもいいでしょ?」

わたしはうなずいた。

「うん。その提案賛成!ナイスアイデアだね!
さすが雪花ちゃん!それに何かあったら私がどうにかするよ。」

一年生の子は泣き始めて私達に抱きついてきた。

「せ....せんぱ〜い。あ....あり..がとうございます。」

一旦お茶を飲んで一年生は落ち着いた。

「そういえばあなたの名前聞いてなかったね。」

「私は坂口優樹菜(さかぐち ゆきな)と言います」

「優樹菜ちゃんよろしくね!」

そしてすこし楽しい話をしてから家に帰った。

「じゃあまた明日ね!紗代子ちゃん!」

「うん!また明日ね!」

そしてあることを考えりながら帰った。

「ただいまー!」

「おかえりー」

「遅かったわね。お母さん心配したよ」

「ちょっと後輩の頼み事で相談乗ってた」

「そう。紗代子は優しいね。」

そして私は自分の部屋に戻って荷物を置いて
椅子に腰をかけた。

そして低い声で紗代子は言った。
「さーって私の後輩がいやーな思いになっているのかー。まずはそのストーカーさんをどうやって見つけ出すか優樹菜ちゃんは毎日ストーカーされてるってことは明日も来る。ということは、優樹菜ちゃんと雪花ちゃんが話している間に私が周りを観察してみるか...」

そして次の日

早速優樹菜ちゃんと雪花ちゃんと一緒に登校した。

雪花ちゃんは優樹菜ちゃんと仲良くなるために
いろんな話をした。

「優樹菜ちゃんはどんなお菓子が好き?
 ケーキでもいいよ!」

「チーズケーキでー」

「優樹菜ちゃんどうしー」

「紗代子先輩どうしましたか?」

「なんでもないよ。ちょっと眠くて..」
(あぶなーーーーストーカーがいるかどうか確認したらつい..)

「ならいいですが...」

(あれは.....)
そして色んな話をしていたらあっとゆうまに学校に着いた。

「先輩達一緒に登校してくれてありがとうございます。」

「いえいえ。」

「じゃあまた帰りにね!終礼が終わったら2年の教室にきてね」

優樹菜ちゃんと別れ授業が始まった。

(どうするか...)とぼーっとしていたらあっとゆう間に終礼だ。

「よし..雪花ちゃ...」

雪花ちゃんに帰ろというとしたら

「神崎ー数学教えてくれ!」

「紗代子ーちょっと手伝ってくれない?」

(今日も声をかけられた。 優樹菜ちゃん達には先に帰ってもらうか...)

「ちょっと待ってて...」

「雪花ちゃん!優樹菜ちゃんと先に帰ってて!」

「うん!わかった」

「優樹菜ちゃんお疲れ様!」

「雪花先輩お疲れ様です。あれ?紗代子先輩は?」

「みんなに色々手伝ってって声かけられてて先に帰っててだって!」

「さすが紗代子先輩ですね!」

その頃紗代子は10分くらいですぐ終わった。

(だいたい帰るまで30分かかって10分経ったから今から走って行ったら全然間に合う)

紗代子は全力で走ったら3分で着いたでも優樹菜ちゃんと雪花ちゃんには声をかけずにストーカーらしき人を探した。

わたしは今日学校に登校した時

(あの男のこっちを見ている?)わたしはストーカーがあの人ではないかと思いました。
わたしは帰りにあの男がいたら私はあの人がストーカーだと思いました。

そして周りを見ていたらその男がいた

(あの男と優樹菜ちゃんまでの距離は役10mはある。あの男何を言っているんだ。でもあの男に見覚えが...)

「優樹菜ちゃん...俺の初恋の人...付き合いたい...」
「.........」
「ん?」
わたしは思い出した。

(あの男は私が通っていがここ最近は学校に来てない...えーっと名前なんだっけ?でもわたしはあの男が初恋の人だと言っていただからあいつに間違いない)

(優樹菜ちゃんは無事に家に帰れたから一旦安心
次はあの男だ..)

あの男の家は知っている。

紗代子は低い声で言った
「さーってあの男どうするか..」
さっきボソっと言った。
「あの優樹菜ちゃんの隣にいる女が邪魔だ...
あの女を明日捕まえるか....」あの男はそう言っていた。

明日は学校が休みだから明日どうにかする。

次の日、私は他の人がわたしだとわからないように顔を隠せるほどのフードを被り普段わたしが着ないような短パンを履きその男を家の窓から覗き、いつ出てもいいようにする。
(さてさてあの男何をする気だー)
そして数分後あの男が雪花ちゃんの家の方向に向かった。

「よし、行くか!」

わたしはあの男をつけた。

(嘘でしょーーーーー!!!)

運悪く雪花ちゃんがお出かけだ。

わたしは男を見失った。
わたしは焦った周りを見て男を見つけた。
その男は雪花ちゃんに手を挙げた

「僕の優樹菜ちゃんと仲良くしやがってー」

「きゃーーー!!」

そして紗代子はその時全力で走りそしてそいつを思いっきり...

「ふん!!!」

「ぶはぁ!」

わたしは男を思いっきり蹴飛ばした。

「テメェ...僕を蹴った?関係ないやつは引っ込んでろ!」

紗代子はボソボソ行った。

「私...の...友..達に.....てをだすな!」

男はナイフををわたしに向けて刺そうとしてきた。

雪花ちゃんが倒れていたが男を見て...

「危ない.....逃げてー」

わたしは焦らずに行動し思いっきり地面を蹴りナイフをかわし男に腹を殴った。

「ぐはぁ」

男は立ち上がれなくなった。
「お前...誰だよ」

「私の人生を邪魔するやつは許さない」
そう一言言った。

「雪花ち...そこの女警察呼べ!」
(危ない私の正体バレる所だっった)
「はい!あの!あなたは?誰ですか」

「その男、中学1年生の優樹?...優樹菜ってやつのストーカーらしい」

「はぃ」

「あなたはどうして見も知らぬ私を助けてくれたのですか?」

「別に」

わたしは他人のフリをして雪花ちゃんに背を向けて走って行った。

その後男は警察に捕まったそうだ。やはり優樹菜ちゃんのストーカーだった。

そして休みが終わり学校が始まった日

雪花ちゃんが興奮して話してきた。

「この前ね!優樹菜ちゃんのストーカーを倒してくれた人かっこよかったー!」

「そうなのですか?雪花先輩?」

「私もあって見たかった。それにお礼も言いたかったです。」

「あの助けてくれた男の人かっこよかった。」

「?」

(私男に見えてたの?w)
「なになになんの話ししてるの?」
をしたら周りからクラスメイトが集まってきて
雪花ちゃんが優樹菜ちゃんのストーカーから守ってくれた謎の男の人の話をした。

「話聞いた限りめっちゃカッコ良さそう!」

「謎の男が中学生を救った」

(私があの服をきて暴れ回ることはないでしょ。
それにあの男を見てからわたしはめちゃくちゃ怒りまくっってたからあまり覚えてない...)


「紗代子ちゃんも会って見たいでしょ?」

雪花ちゃんが目をキラキラしていう。

「うん...会えたらいいね......」