真っ赤になっていく顔の火照りが治らなかった。 だから。 ___ピン 「ありがと。」 はにかんじゃったし、泣きそうだったけど、 頑張って私もおんなじことしてやった。 ブワッと真っ赤に顔を染めた彼は、 「‥うん。」 そう言って、大事そうに赤い毛糸を見つめてた。 その時、 私は彼に、卒業までに告白するって、決めた。