保健室で、君と最後のキス

ーその時、保健室にチャイムが鳴り響いた。





「あ…じゃあ私行かないと…」



「ん、またね」




いつでも保健室いるから、と付け足してひらひらと手を振る八神くん。




その姿を見て振り返り、私は保健室から出た。






八神くん…謎な人だった。




なぜか、彼のことを少し知りたいと思ってる自分がいる。




また保健室来ようかなぁ。





そんなことを考えながら、私は教室に向かった。







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