「家賃はいくら?」 この質問には即答できる。慮るまでもない。 「三万ジャスト!」 振り向かず、右手を挙げ、指を三本たて表現した。彼は大袈裟に声をあげた。 「都内でそんな安い物件あるのか」 舌打ちした三田に訊いた。