「ごめん、大丈夫だった?」 「いえっ、あのっ、ありがとう、ございます。助かりました」 そう言って笑った彼女を見て、息が、止まった。 垂れぎみの二重の目に涙に濡れた長いまつげ、桜色の唇、陶器みたいに白い肌。 色素薄めのツインテールが風にふわっと揺れて。そして何より大輪の花が咲くような笑顔。 全てが自分にとって、どうしようもなく、天使に見えた。 🎠---------------🎠---------------🎠