「ここなら誰もいないし、2人で見れるね」 連れてこられたのは屋台が立ち並ぶ道から5分ほどの丘の上にある神社。 「ここ座って」 そう言われて石造りの階段に腰かける。 「わあっ!すごい、とっても綺麗!」 視界いっぱいに広がる屋台の提灯の灯り、その奥に見える夜景は東京でしかみられないものだろう。 視線を少し上に向けると、濃紺の夜空にキラキラと輝く無数の星。 映画のワンシーンのような非日常な光景に胸が高鳴る。