美しい夢を君と

海も最初はびっくりしてたけどすぐに笑顔になって教えてくれた



「ほんとは俺が総長に指名されたんだ。玲夏は副総長。
喧嘩は確かに俺の方が強い、けど俺喧嘩しかできないバカだからさ。それに比べて玲夏は回りのことも見れるし総長に適任だと思った。

だから玲夏に俺は下から、副総長として支えたい、玲夏が辛い時は助けるし絶対守る、玲夏が総長になれって言ったんだ。そしたら前の総長とかも賛成してくれてこうなったってわけよ」



「いい話だろ~?ま、今では玲夏のほうが喧嘩強いんじゃないかって言われてるけどな」って笑いながら自分で言うあたり海らしいわ



「そうだったんだ。海くん、これからも玲夏のことお願いします」


「おう!任せとけ!」



玲夜が敬語なんて笑っちゃうな。


なんて言ったら怒られるから言わないけど



「よし、私たちも行こっか」