美しい夢を君と



「また嫌な夢見た?」



そう言われて余計に涙が出てきた



「夢に山下がでてきたの、それで龍音と鳳竜がやられた。」



そこまで言って一旦止める




「それでね、優雅が殺されたの」




その瞬間玲夜に抱きしめられた



「大丈夫、それは夢だから。誰も死なないし、龍音と鳳竜って強いんだぞ。やられるわけないだろ」



そう言いながら頭を撫でてくれる



なんだか落ち着いてきた



「玲夜ありがとう」



「おう、それより美夢は優雅が好きなのか?」





、、、は?





「えっ、え?何言っちゃってんの?何で?は?」



私が優雅を好き?



そんなわけないでしょ



「だって寝言で優雅って呼んでたし、あとバイク」



「バイク?」



「優雅の後ろ乗ってドキドキしたんだろ?俺の後ろではしないくせに」