美しい夢を君と


多分、美夢のことだろう



繫華街で男の子助けたっていってたからな



「すまんな、多分助けたやつは今不在なんだ」



「代わりにこいつに言っといてくれ、伝えてくれるから」



そう言ってユキを差し出す



「分かりました」



するとなぜか後ろを振り返る大城



手招きをすると一人の男が出てきた



「あ、あの!あの時は本当にありがとうございました!!!」



どうやら助けてもらった子らしい



「いーえ、君みたいな子はあの時間に一人で出歩くのはやめた方がいいよー」