「ぐうっがぁあああうううぅ」

忠が苦しみはじめる
桃ちゃんの時と同じ状況だ

光輝が抱きしめてくれる
少し安心する

忠の苦しむ声が聞こえてくる

そしてどんどん弱々しいなって聞こえなくなった

「もう大丈夫か?」
光輝の声が上から聞こえる

「うん、ありがと…」
光輝が離れて周りが見えるようになる

忠の姿はなかった