結局分からずじまいのまま、時間は過ぎさり放課後になろうとしていた。1人、また1人と教室を後にする。
がらっ
ドアの開く音。
「あれ?今日、何か用事あったっけ?」
誰もいない教室。
誰も座っていない椅子。
1人で浩介を待っていると
ガラリとドアが開き姿を現したのは健司。
「いや、忘れもん取りに来ただけ。愛莉は?…人待ち?」
「んー。浩介ね。」
いつもなら1番に教室に
迎えに来るはずの浩介が今日に限っては遅い。
一体、何してるんだろう。
委員会、とか?
「浩介君ならさっき渡り廊下にいたけど。」
「へ?」
健司はちらりと私を見るとそう言葉を漏らした。
渡り廊下って…
こっちと全く正反対じゃない!
何やってるのよっ
私は自分の鞄を勢い良く持つと、早足に健司の横を通り過ぎた。…渡り廊下にいるであろう浩介を探すために。
こんなに待たせるなんて!
連絡くらいしてくれてもいいじゃない。
「ありがと!探してみるねっ」
「…おう。」
そう健司に言うと私は
そのまま1人で教室を後にした。
渡り廊下まであと少し。そんな時だった。後ろから私を呼ぶ声が聞こえたのは。
振り向くとさっきまで
教室にいたその人。
「愛莉!俺も手伝ってやるよ。プリントの礼?」
スタスタと早歩きで私の横に並ぶと、
さっきと同じようににかっと笑う健司。
私は断ることも出来ず「うん!」そう言ってしまった。
「さっきはここらへん歩いてたんだけど。」
「…ここ?」
人気の無い渡り廊下。
人が居るようには到底思えないんだけど。
「あっれ。でも確かにあれは浩介君のに。」
その言葉を信じ、きょろきょろとあたりを見渡す。
がらっ
ドアの開く音。
「あれ?今日、何か用事あったっけ?」
誰もいない教室。
誰も座っていない椅子。
1人で浩介を待っていると
ガラリとドアが開き姿を現したのは健司。
「いや、忘れもん取りに来ただけ。愛莉は?…人待ち?」
「んー。浩介ね。」
いつもなら1番に教室に
迎えに来るはずの浩介が今日に限っては遅い。
一体、何してるんだろう。
委員会、とか?
「浩介君ならさっき渡り廊下にいたけど。」
「へ?」
健司はちらりと私を見るとそう言葉を漏らした。
渡り廊下って…
こっちと全く正反対じゃない!
何やってるのよっ
私は自分の鞄を勢い良く持つと、早足に健司の横を通り過ぎた。…渡り廊下にいるであろう浩介を探すために。
こんなに待たせるなんて!
連絡くらいしてくれてもいいじゃない。
「ありがと!探してみるねっ」
「…おう。」
そう健司に言うと私は
そのまま1人で教室を後にした。
渡り廊下まであと少し。そんな時だった。後ろから私を呼ぶ声が聞こえたのは。
振り向くとさっきまで
教室にいたその人。
「愛莉!俺も手伝ってやるよ。プリントの礼?」
スタスタと早歩きで私の横に並ぶと、
さっきと同じようににかっと笑う健司。
私は断ることも出来ず「うん!」そう言ってしまった。
「さっきはここらへん歩いてたんだけど。」
「…ここ?」
人気の無い渡り廊下。
人が居るようには到底思えないんだけど。
「あっれ。でも確かにあれは浩介君のに。」
その言葉を信じ、きょろきょろとあたりを見渡す。

