「ふぅっ…うんっ」
今日のキスは最初から激しい。
でもいつもと違って優しくてもっと欲しくなる。
って、欲しくない欲しくない!
うちったら何考えて…
「ふぅ…っ」
龍也はそのまま私を押し倒した。
でも私は今度は抵抗しない。
もう頭の中は龍也でいっぱいだから。
龍也はずるいよ…
本当にずるいよ…
私は知らない間に龍也の背中に手を回していた。
ようやく唇が離れる。
「お前…キス上手くなったな?あと誘うのも…ふふっ」
「っ///」
私の顔は龍也の一言で茹でダコ状態。
「そ、そう言うこと言わないで…///」
「ふっ…嘘は言ってないよ…」
そう言うと龍也はまた私に覆い被さる。
「本当は俺が欲しいんじゃないの?」
耳元で囁いた言葉は妙にくすぐったくて
「やぁっ…欲しくなんか…」
変な声が出てしまう。

