「さっきはごめん…」



突然龍也くんが謝った。



「何が…?」

「キスマーク」



キスマーク…

ずっと気にしててくれたの?



「ううん…もういいの。龍也くんのだったら嬉しい///」



私はそう言って龍也くんの顔を見つめる。



「お、お前そういうことを簡単に言うな///」



龍也くんの顔は軽く赤くなっていた。




もしかして照れたのかな?

可愛い…

可愛いすぎるよー!



「えへへ///」

「えへへじゃない…それよりも行くぞ」

「どこに?」

「俺の家」

「家?!」



いきなりすぎる誘いに私は戸惑った。



「今日からお前は俺の家に住め。また今日みたいなことがあったら困る…」

「でも…」

「心配するな…お前の親にちゃんと了解を得るさ。それに…消毒しないといけないしな?」

「消毒…?」

「体…気持ち悪いんだろ?」

「へ?」

「俺が消毒してやるって言ってるんだ…」



しょ、消毒って…

でも今のままじゃ気持ち悪い。

まださっきの男子の感触が残っているし…



「わかった…」




私は龍也くんの家に行くことにした。