俺があいつを好きになったのは
いわゆる一目惚れ…
入学式の時俺の周りを囲んでいた女子の中にあいつはいた。
女子の中でも飛び抜けてあいつは可愛いかった。
周りと違って化粧をしているわけでもない。
無理に自分を作ろうとしていない
そんなところに惹かれたんだろう。
だから副委員長にだってなった。
あいつとより近づけると思ったから…
席が隣になった時だって
めっちゃくちゃ嬉しかった。
だが、なかなかあいつと話すことはできなかった。
なぜなら俺の周りには女子が多すぎるから…
なかなか話す機会をあたえてくれない。
これにどれだけ怒りを感じたことだろう…
それでやっと話せると思った教室の放課後…
俺はあんなことをしてしまった…

