『やっちまった…』



あいつが帰り

教室に1人残された俺…



「冗談か…」



あいつは俺が冗談で言ってると思ってるのか?

なんで信じない?

なんで?!



ドンッ



俺はすぐそばにある机を思いっきり殴った。



これはあいつへの怒りじゃない。

信じてもらえない自分への怒り…



「絶対俺のものにしてやるからな…」



俺はそう言い

残っているプリントをとじ始めた。