「好きな人いないなら僕とかどうですか?」



ぼっ僕?!

つまり龍也くん?

これは何かの遊び?

じゃなかったら、こんな私に告白なんて…



「冗談はやめて!」



私はそう言って少し泣きそうになった。



『ふーん…そういうこと言うんだ…』



?、!!!!!



今なんて言った?

敬語じゃなかったような…



私がそんなことを考えていると



不意に唇に何か柔らかいものが…



////



私は一瞬思考が停止した。

だって龍也くんの唇が私の唇に

きっキスしてるから!!!!!



『やっやめてよ!』

「いや…」

『ふっ…うっ、うん…』



龍也くんはどんどん角度を変えてゆく。



キスってこんなに疲れるの?

このままじゃ酸欠なっちゃう!!



私はあまりの激しさに今にも倒れそうになっていた…