龍也の家につき私はすぐにベッドに向かう。

龍也と一緒の部屋だから龍也も来るわけだけと

少しでもいいから1人でいたかった。



「明どうかしたか?」

「別に大丈夫…」



私ったら感情コントロールが下手くそ。

絶対龍也におかしいと思われてるよ。



「そうか…」



でもあっさりと龍也は納得。

それはそれで落ち込んでしまう私。



私って矛盾してるよね(泣)



「疲れたがら寝るね」



私はそう言ってすぐに布団の中に潜る。



「あぁ…じゃあ俺は下にいるよ」

「うん」



バタン



ドアが閉まる音がして

私はその瞬間から我慢していた涙が溢れた。



「ウゥっ…私…のっ…ばぁか…」



いずれ離れなければならない運命なら

好きなるんじゃなかった。



私は後悔という言葉で胸が埋め尽くされていた。