しかし、目だけはどうしても君を追ってしまう。そんな日常の中、ある理科の授業中に君と同じ部活の男子が言ってきた。
「俺、あいつと部活でキャッチボールしてるんだけどさ、あいつお前の事好きだったって言ってたぜ。」
信じられなかった。
私は振られていたから、私の事なんて好きじゃないのかと思っていた。
勿論、この男子の言葉を鵜呑みにするのも違うというのは分かっている。けれど、もしかしたら。
その日、君のトークを開いてみると、[送信を取り消しました]の文字が。
日付は6/20。
どうして?ブロックされていたはずなのに。
私の頭は混乱の渦に呑まれていた。
____もしかして。
今は付き合えない、という言葉の意味が、今は部活を頑張りたいから待っていて欲しい。という意味だとしたら。
野球に専念すると言って水泳教室を辞めていった君の事だから充分有り得る話だった。
もしあの時、私と君が大喧嘩なんてしなければ。
今までみたいに仲のいい関係を築けていれば。
こんな結末になる事なんてなかったのでは無いか。
そんな後悔ばかり浮かんでは泡のように消えていく。
「俺、あいつと部活でキャッチボールしてるんだけどさ、あいつお前の事好きだったって言ってたぜ。」
信じられなかった。
私は振られていたから、私の事なんて好きじゃないのかと思っていた。
勿論、この男子の言葉を鵜呑みにするのも違うというのは分かっている。けれど、もしかしたら。
その日、君のトークを開いてみると、[送信を取り消しました]の文字が。
日付は6/20。
どうして?ブロックされていたはずなのに。
私の頭は混乱の渦に呑まれていた。
____もしかして。
今は付き合えない、という言葉の意味が、今は部活を頑張りたいから待っていて欲しい。という意味だとしたら。
野球に専念すると言って水泳教室を辞めていった君の事だから充分有り得る話だった。
もしあの時、私と君が大喧嘩なんてしなければ。
今までみたいに仲のいい関係を築けていれば。
こんな結末になる事なんてなかったのでは無いか。
そんな後悔ばかり浮かんでは泡のように消えていく。