キスをした後、私の顔はまた熱くなっていき、思わず殿下から顔を背けた。


「何、照れてんの?顔がさらに真っ赤になってるよ?」


殿下がからかう。


「見、見ないで……言わないで……」


私は必死に言う。

なのに殿下は「もっと見せて……?」と言った。


「たっ…………んんっ」


私が言葉を発しようとした途端、再び殿下の唇が私の唇をふさいだ。