1ページホラー学校編

図工
(女子13歳、中学1年生)

私が小学4年生の時から中学に上がるまで友達に春子ちゃんという子がいました。

春子ちゃんはいつも大人びていてそれでいて誰とでも仲良くなる子でした。

でも、そんな春子ちゃんは図工の絵を描く時だけおかしな行動を取っていました。

春子ちゃんの絵にはいつも右端に女の人がいるのです。

初めはお母さんかお姉さんだろうと思っていました。

でも春子ちゃんに聞くと

「違うよ。気づいたらいるんだよ」

と答えが返ってきました。

気持ちが悪いのでふ〜んと曖昧に相槌を打っていました。

今この話をするのは、その春子ちゃんからラインが来たからです。

「ごめん。そっちに行った」

文章と共に送られてきた写真は運動会で春子ちゃんと一緒に撮ったものでした。

その写真の右端に私の方をじっと見る春子ちゃんが描いていた女が写っていました。