1ページホラー学校編

タクシー
(16歳男子、高校2年生)

うちの学校は田舎なので、遊びに行く時は駅のロータリーいるタクシーに数人で乗って街に出る。

料金は割り勘だし、そんなにかからない。

その日も友達とカラオケに行こうと言う話になり、6人タクシー2台に乗った。

みんなカラオケ店に着いた。

そう思ったが1人足りない。

おかしいなぁなんて話しているとそいつからラインが来た。

『なんで置いていくんだ。今日はなしで』

えっ?

みんな驚いた顔でお互いを見た。

「お前、隣にいたよな」
「いや、あいつは助手席だよ」
「教室から下駄箱まで一緒だったよな」
「いやあいつ忘れ物したって2台目に乗ったろ」
「いや、1台目にいたよ。こっち振り返って手を振ってたじゃん」

誰も話が合わなかった。

そもそも、自分が1台目に乗っていたのか、2台目に乗っていたのかもあやふやになっていた。

みんなその日はそこで解散。

次の日は来なかった奴に話を聞いたが、みんな無言でさっさと乗って行ってたと言われた。