1ページホラー学校編

校舎裏の猫
(男性10歳、小学5年生)

昼休みに校舎裏の茂みの所に黒猫がいるのに気づいた。

黒猫はお腹の脇に丸く白い毛の箇所があった。

最初は逃げていたが、何日かかけて給食のパンとかをエサにしていたら懐いてきた。

かわいい。

このもふもふ感がたまらない。

僕もここで過ごしたいな。

そんなことを思う。

この昼休みだけが楽しい。

ある日、下校中にあの猫が歩いているのが見えた。

なんとなくあの猫を追いかけていた。

猫はこちらに気づいてるのか、何回か僕がついてくるのを確認するように振り返った。

猫に案内されて、大きな古い家に着いた。

猫はその家に入っていた。

猫を追いかけて入るかどうか迷っていると

「あらどうしたの?」

後ろからおばあさんが話しかけてきた。

「え、いや、あの」

答えられない僕に

「私この家に住んでるの。迷子?上がっていく?」

僕は猫に会えるかもしれないと家に入った。

ジュースとお菓子を出してくれてとても優しかった。

「私ね三味線が趣味なの。わかるかな?自分で作るのも楽しいのよ」

そう言って黒い三味線を見せてくれた。