ピピピピピッ ガチャン! 朝の目覚ましを目を開けることなく、手を伸ばしただけで止める。 「んん~……」 もぞもぞっと布団の中で寝返りを何度か繰り返す。 飲んでいないといえど、ちょっと寝るのが遅くなるとやっぱり朝はキツイ。 「やっぱ平日に飲みって良くないな……」 疲れの残る体を起こして枕元に置いた充電器にセットされている携帯を手に取り、メールの受信などを確認する。 「メグミからメールきてる……あとは……あっ!!」