君じゃなきゃ。




良い感じで二人はお酒、あたしはソフトドリンクと料理が進んだころメグミが再び話を戻した。



「でもね杉浦くん!女の子が男の人の前で酔うってことはその人をすごく信用してて頼りにしてるからこそなんだからね?」

「なんですか急に!」


ホント急。でもメグミの言うことに頷けるからこのまま話を聞いてみることにした。


「さくらなんてあたしの前で酔ったことないよ?」

「え?!うそ~!またまたぁ。だってさくらお酒弱いじゃん。ね?」

「うん、弱い……でも言われてみればそうかも」


メグミと飲むときは飲みすぎないようにとセーブしている自分がどこかにいる。