君じゃなきゃ。



「帰りも大変だから……やめる。ごめんね?メグミ……」


せっかくメグミの彼氏が気を利かせてくれてるのに……。


「あたしはいいよ。銀ちゃんが勝手にやってることだし」

「でも俺は良くない!!」


テーブルを叩き、あたしとメグミの会話に健人は割り込んできた。


「さくらは帰りの心配してるけど……そんなの俺の家、泊ればいいんだよ!ここからなら俺ん家近いし!」

「泊るって……だって明日は仕事だし」

「いいじゃん。さくらの着替え、俺ん家に明日の分くらいはあるよ!」

「そういう問題じゃ……」


だって一緒に通勤したら怪しまれるし……かと言って、別々の電車乗るにしても朝早いのもキツイし、遅くもできないし……。