キミのためならいくらでも!!【完】

「あっ、はい、すみませんこんな近くまで…、」

『夜遅いですからね。気をつけて、』

「ありがとうございました…、」


またねー、と手を振る夜久さんに

控えめに手を振って

私は少し駆け足で、自宅へと戻った。


「美海ー?帰ったのー?」

「あっ、うん。七瀬の家でお酒飲んでたら、ちょっと遅くなっちゃった。」

「あら、七瀬ちゃんの家で?」


まだ何か詮索したそうな母を、疲れちゃったから寝るね、と軽くあしらって

私は自分の部屋のドアを開けた。