キミのためならいくらでも!!【完】

『飛雅くん、着いたよ。明日の仕事は午後からだからね。』

『おう。お疲れ。』


俺の隣で熟睡している湊を

起こさないように気をつけながら

車を降りて、俺は急いでエレベーターに乗り込んだ。


『ただいまー…っと、』

「あっ、染夜さん…、お久しぶりです…、」

『久しぶり、七瀬は?』


リビングのソファに座ったまま

はっと俺のほうを振り返った秋谷さんは

ここに…、と少し困った顔をして自分の隣を指さした。