キミのためならいくらでも!!【完】

[4月1日]


「じ、じゃあ、行ってきます。」

『おう。…送ってやれなくて悪いな、』

「お仕事なんだから仕方ないですよ。」


この日は大学の入学式。

慣れないスーツを着ているせいか

なんとなく、そわそわして落ち着かない気分だ。


『帰る時連絡して。…つっても、今日は多分夜まで仕事だけど…、』

「わかりました。夕飯、何か食べたいものとかありますか…?」

『夕飯?え、七瀬作ってくれるの、』