キミのためならいくらでも!!【完】

「こちらこそ、ふつつかな娘ですがどうぞよろしくお願いします…、」


それは

ドラマや映画の中でしか

見たことのない光景で。

私はただ、飛雅くんの隣に座っていることしかできなかった。


『……母さん、泣いてるのか?』

「ぐすっ、ごめんなさいね。なんか、感動しちゃって…、」


涙脆くていやね、と

泣き笑いするお母さんに

私はなんて言葉をかけていいのか、わからなくて。