キミのためならいくらでも!!【完】

「突然"家を出て上京したい"って。今まで、そんなこと1度も言ったことなかったのに…、ねぇ、お父さん、」

『そうだな。』

「私びっくりしちゃって。反対したらあの子、中学3年生までに全部で1番になるから、そうしたら許してくれって言い始めてね、」


"1番になる"

当時の七瀬には、親に出せる条件が

きっとそれしか見つからなかったんだろうな。

何とかして、自分の希望を叶えるための、条件が。