キミのためならいくらでも!!【完】

-飛雅side-


『……あーあー、気持ちよさそーに寝てる、』


七瀬の実家に帰ってきてから

数時間後。

ベッドを背もたれにして座っている

俺の後ろで

すやすや寝息を立てている七瀬の頬を

俺はそっと、人差し指でつついた。


『昨日、なかなか眠れないっつってたもんな…。』


昔も今も

この家の中で七瀬が落ち着けるのは

自室だけなのかもしれない。