キミのためならいくらでも!!【完】

『すっげ…、これ、全部七瀬が…?』

「はい。あの頃、ちょっとでも早くたくさんのことを覚えたくて…、」


覚えられなかったり

苦手なところがあったら

その都度紙に書いて、部屋中の壁に貼りまくってたっけ。


「…ぜったいに1番になりたい理由があったので…、少しでもはやく、賢くなりたかったんです。」


勉強机から1番よく見えるところの壁には

油性マッキーで大きく

"1番になって染夜飛雅くんに会いにいく"

と書いてある紙が、今も変わらずに残されていた。