キミのためならいくらでも!!【完】

「わ…、昔のまんまだ…、」


去年来た時は

自分の部屋を見る時間なんて、なかったから気づかなかったけれど。

中学3年生まで使っていた自室は

私がいたあの頃から

時間が止まっているようだった。


『これ、七瀬の部屋?』

「あっ、はい…。」


ぱたん、と扉を閉めると

ドアの裏から、壁まで全部

至る所に勉強の跡が残っていた。