キミのためならいくらでも!!【完】

「ほんとに、ちゃんっと、卒業したのね…、」

「………当たり前だよ、約束したもん。」


何強がってるんだよ、と飛雅くんは笑っていたけれど

こうでもしないと

きっとまた泣いてしまうから。

私は、必死に表情筋を引き締めた。


「お、お父さんは?いつ帰ってくるの…?」

「夕方には帰ってくるって言ってたわよ。」

「そ、っか。」


ずっとリビングにいるのも

なんか気が休まらなくて。

私は、飛雅くんの手を引いて、2階に続く階段を駆け上がった。