キミのためならいくらでも!!【完】

「お母さんー?私が帰ってきた時より嬉しそうな顔してない?今、」

「そ、そんなことないわよ。」

「ほんとにー?」


とりあえず上がったら、と

お母さんにはぐらかされつつも

私は1年ぶりの我が家に足を踏み入れた。


「……今は、染夜さんと住んでるの?」

「うん。3年になる時に、アパートは解約したから、」


これ卒業証書、と

持ってきた荷物の中から証書の入った筒を引っ張り出すと

お母さんは、そっと私からそれを受け取った。