キミのためならいくらでも!!【完】

「じ、じゃあ…、」


キャリーケースを渡すと

ん、と飛雅くんは頷いて微笑んだ。


「ふぅー…、」

『ふっ…、…緊張してんのか?』


前よりは、電話で連絡をとることが増えたものの

実家に帰るのは

やっぱりちょっと緊張するもので。

少しだけ、と私が笑うと

その緊張を解すかのように

ぽん、と飛雅くんは私の肩を優しく叩いた。