キミのためならいくらでも!!【完】

『………七瀬、』

「は、はい、」

『……目ぇ、赤くなってる。』


車を走らせて少ししたところで

飛雅くんは、ふっと笑いながら私に言った。


「そ、それは、飛雅くんがいきなり…、」

『ん?俺?原因、』

「"卒業おめでとう"なんて、いきなり、言うから…、」


私が言うと

飛雅くんは一瞬きょとんとして

そりゃあ卒業式なんだから言うだろ、と

可笑しそうに笑った。