『悪いな、卒業式の後だっていうのに、七瀬のこと独り占めしちゃって、』
「ぜ、全然っ、大丈夫です、」
『秋谷さん、七瀬と同じ学部なんだろ?…これからもよろしくな、』
「そ、それは私のセリフです。」
七瀬は大事な友達ですから、と
笑う美海に
私はまた泣きそうになって、俯いた。
「じゃあ七瀬、また連絡するから、」
「う、うんっ、」
これ以上口を開いたら
堪えていた涙が、また零れ落ちそうで
私はこくり、と頷いた。
「ぜ、全然っ、大丈夫です、」
『秋谷さん、七瀬と同じ学部なんだろ?…これからもよろしくな、』
「そ、それは私のセリフです。」
七瀬は大事な友達ですから、と
笑う美海に
私はまた泣きそうになって、俯いた。
「じゃあ七瀬、また連絡するから、」
「う、うんっ、」
これ以上口を開いたら
堪えていた涙が、また零れ落ちそうで
私はこくり、と頷いた。



