キミのためならいくらでも!!【完】

『悪いな、卒業式の後だっていうのに、七瀬のこと独り占めしちゃって、』

「ぜ、全然っ、大丈夫です、」

『秋谷さん、七瀬と同じ学部なんだろ?…これからもよろしくな、』

「そ、それは私のセリフです。」


七瀬は大事な友達ですから、と

笑う美海に

私はまた泣きそうになって、俯いた。


「じゃあ七瀬、また連絡するから、」

「う、うんっ、」


これ以上口を開いたら

堪えていた涙が、また零れ落ちそうで

私はこくり、と頷いた。