この1年間

飛雅くんは、仕事でどんなに忙しくても

私のことばかり気にかけてくれてた。


『七瀬はひとりで頑張りすぎなんだっつーの。このまま一緒に住もうって言った時も、帰るって駄々こねるし。』

「だ、だって、飛雅くんだってお仕事忙しいですしっ…、」

『そんなの、この先もずっと変わんねぇだろ?』


結局、飛雅くんの押しに負けて

私は1年はやく住んでいたアパートからは出ることになったわけで。

本当に、私は彼に支えてもらってばかりだ。