キミのためならいくらでも!!【完】

『だから…、"結婚"。俺と七瀬、』


幻聴か、空耳か、

自分の耳が信用出来なくて、聞き返すと

飛雅くんは少しだけ照れくさそうに、そう言った。


『…別に、湊に言われたからとか、そーゆーんじゃなくてさ。俺はこの先もずっと、隣に居てくれるのは七瀬がいいって思ってる、』

「っ…、はいっ…、」

『七瀬も同じように思ってくれてる…?』


そんなの答えは決まってて

私は零れ落ちる涙を止められないまま

隣に座る飛雅くんの腕に、ぎゅっとしがみついた。