キミのためならいくらでも!!【完】

「………なんか、久しぶりです。事務所に来るの…、」

『ふっ…、確かに。俺もこんなに来てないのは初めてかもな、』


飛雅くんは慣れた手つきでエレベーターのボタンを押して

ふぅー…、と息を吐いた。


『ごめんな、朝から動いてて疲れてるだろ?』

「そ、そんな、私は全然っ…、」

『誰かわかんねぇ奴に追いかけ回されてさ、疲れるよなぁそりゃ、』


ぽん、と私の頭に触れた飛雅くんの手は大きくて

それだけで、安心した。