キミのためならいくらでも!!【完】

『そーなったらとりあえずホテル行くしかないよなー…、』

『そうですね。……っと、すみません、ちょっとこっちで停車しますよ。』


話している途中。

もう飛雅くんのマンションは目の前だと言うのに

マネージャーさんは、1回その前を素通りして

裏の方へ車を止めた。


『マネージャー?』

『………ホテル暮らしになる日は、どうやらそんなに遠くなかったみたいですね…。』


あそこ、と運転席から指さした向こうには

明らかに挙動不審の男の人が、物陰に隠れていた。